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最終更新日 2014年9月16日

NEWS & INFORMATION

 

日本放射化学会会員のみなさまへ

会長挨拶

海老原充(首都大学東京)

旧正月も過ぎてしまいましたが,年頭のご挨拶を申し上げます。

昨年9月に永目前会長の後を受けて会長に就任して5ヶ月が経過致しました。本来ですともっと早くご挨拶申し上げるべきところでしたが,緊急の懸案事項があり,その解決を待ってということもあり,遅くなってしまいました。この懸案事項に関しては本ご挨拶の後段で申し上げます。

型どおりになりますが,まずは新会長として,私の任期中の活動等について所信を述べさせて頂きます。日本放射化学会が発足してから13年が経過しました。会設立時から議論に加えさせて頂き,この間,会の内側から運営に係わって参りましたが,ここに至って,会も軌道に乗ってきたとの思いを強く持ちます。ここに至るまでには先輩諸先生の不断のご努力があったことはいうまでもなく,この点は先ず強調させて頂きたいと思います。しかしながら,13年が経過して,いろいろな問題点が顕在化してきたことも正直認めざるを得ません。私の任期中にそうした問題点を洗い出し,その中で最重要と判断される課題について解決に向けて取り組みたいと考えています。

学会は言うまでも無く,学会員の利益になって初めてその存在に意味を持ちます。学会員にとって学会から期待できるものは専門分野に関する情報の発信と受信の場が得られることだと思います。これらに対して学会ができることは,具体的には学会誌の刊行であり,学会(年会)の開催ということになります。前者に対しては後段で述べますので,ここでは後者に対しての私の考えを述べさせて頂きます。年会に関しての感想を正直申し上げますと,学会設立によって活発になったかというと,残念ながら決してそうとはいえない状況にあると思います。むしろ,学会設立前の討論会の頃の方が活発だったようにも思えます。こうした変化に至った理由はいろいろあり,他学会を見ても会員数の減少とそれに伴う活動の停滞や退潮傾向が見られることから,時代の流れなのかもしれません。幸い放射化学という分野はいろいろな学問領域に関わりを持ちます。そうした周辺分野への波及の傾向や流れは時代と共にますます加速されていると思います。そうした現状を重視し,これまでの枠を越えて放射化学をとらえるべきではないかと思います。年会の運営もこのような認識のもとで活性化に繋げられ方策を模索し,任期中に何らかの結論を出したいと考えています。

学会がおこなえる会員へのもう一つの利益供与の形態が学会誌の発刊だと思います。放射化学会には発足当時から英文論文誌「Journal of Radiochemical and Nuclear Science (JRNS) 」と学会のコミュニティ誌「放射化学ニュース」の二つの学会誌を発行してきました。会発足当時は学術団体として学術会議に認知されるためには学術論文誌が定期的に発刊されていることが重要な要件となっていました。学術会議で学術団体と認められると,文科省科学研究費(科研費)申請書の審査員を推薦できることから,会員にとって大きなメリットとなると考えられたのですが,学術会議や科研費の審査制度が大きく変わったことから,このような構図は成り立たなくなりました。そういう事情があるなしにかかわらずJRNSへの掲載論文数の低迷が続き,また,非会員から投稿される論文の質の低下や発刊による会の財政への圧迫という点でもJRNS誌の現行通りの刊行は会としての大きな検討課題となってきていました。

このように,英文論文誌JRNSの刊行が会員へ利益をもたらしていないという現状を改善すべく,前期理事会と編集委員会では,JRNS及び放射化学ニュース誌の改革について議論を進めてきました。昨年夏に今後の学会誌出版のあり方についてアンケートを実施し,その結果は昨年度の総会の場において紹介されました。総会では審査付き和文誌の刊行を希望する声もありました。今までの議論に加えてこうした会員の皆様の声も踏まえ,新理事会と編集委員会のもとで議論を進めた結果,本会の学会誌のあり方を以下のようにすることに致しました。
1.JRNSはwebでのみの公開とし,冊子体としての刊行はやめる。速報の掲載を積極的に行う。年会の日本語予稿集のsupplementは廃止する。国際学会のproceedings論文はarticleと同じ位置づけとする。
2.現行の「放射化学ニュース」を発展的に「放射化学」と改名して発刊する。「放射化学」は和文誌とし,ニュース記事のほか,原著論文,総説,速報なども掲載する。これまで通り電子ファイルでの配布を行い,希望者には冊子体を郵送する。

これらの改革を進めた理由として,財政的な理由に加えて,(i) JNRS誌を会員の英語論文の投稿の場として継続して提供する, (ii) 会員の情報交換の場として有効に機能している和文誌の位置づけを明確にし,優れた依頼総説記事などを積極的に発信する,等を意図しています。特に「放射化学」誌創設については,次回3月発刊時から査読付き論文を受け入れるべく,JNRS誌と同様の規定等が定められ,1月1日付で理事会の承認が得られました。「放射化学」誌は当面これまでの「放射化学ニュース」編集責任者として努力されてきた大槻勤会員(東北大)と,学会側から出版・広報担当理事の高橋嘉夫会員(広島大)の協力の下で刊行される予定です。会員諸氏におかれましては,JRNS誌共々,是非新しい雑誌「放射化学」誌を皆様の研究活動に利用して頂きたいと思います。会員皆様のご了解とご支持を頂けましたら幸いです。

以上,少し長くなりましたが,今期の活動に関する会長としての活動方針,特に2つの懸案事項について述べさせて頂きました。繰り返しになりますが,学会は会員の利益があって初めて成り立つものだと思います。その認識の基に,年会の活性化と意味ある会誌の刊行を最重要課題と位置づけ,これらの活動に積極的に取り組む所存ですが,何か他にご要望等ございましたらどうぞ積極的にご意見,ご注文をお寄せ下さい。会員の皆様と一緒に,放射化学の重要性を共有しながら,自分の足下を固め,かつ,周辺分野に広くアピールして行きたいと思います。放射化学会のより一層の発展のためにご協力頂けますよう,なにとぞ宜しくお願い申し上げます。


 

 

日本放射化学会からのメッセージ

この度の未曾有の大震災で被災されました方々に対し、心からのお見舞いを申し上げます。犠牲になられた方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 また、本震災で損傷した東京電力福島第一原子力発電所のトラブルやそれに伴う放射性物質の漏えいに関しまして、経済産業省原子力安全・保安院は3月18日に国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当するとの暫定評価を出しております。我が国の原子力関連事故では最悪の事態となっており、社会的にもきわめて大きな問題となっております。
 本学会は、放射能・放射線の生命科学等への有効利用や放射性元素の化学、微量放射性核種の検出、さらには環境中での放射性核種の挙動に関する研究など放射能・放射線にかかわる基礎から応用までの幅広い研究を行っております。今回の福島第一原子力発電所の事故に関しましては、私どもの専門知識を活かして一刻も早い日常生活の回復と復興に貢献してまいる所存です。

                   日本放射化学会会長
                     2011年3月19日

環境放射能モニタリング

 

論文誌への投稿

Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences 投稿ガイド

 

日本放射化学会とは

  • 放射化学及び関連研究のさらなる発展と活性化をめざし、日本放射化学会/The Japan Society of Nuclear and Radiochemical Sciences は設立されました。 設立の趣旨は「設立趣意書」をご覧ください。

  • 日本放射化学会は、英文論文誌 “Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences” ならびに、学会誌 “放射化学ニュース” を刊行しています。 詳細は「刊行物のページ」をご覧ください。

  • 日本放射化学会は、日本放射化学会員が中心となって開催する研究会等の事業に対して開催経費の補助を行っています。 詳細は「事業経費補助について」をご覧ください。


放射化学ニュース「学位論文要録」執筆候補者の推薦について

学会編集委員会では、「放射化学ニュース」に「学位論文要録」欄を設けています。同欄は、最近、博士の学位を授与された会員の方々の学位論文内容を抄録の形で掲載し、現代の放射化学およびその関連領域における進歩についての情報を提供することにあります。しかし、編集委員会が広範な領域に展開する執筆候補者につきまして、遺漏なく情報を得ることは困難であります。このため、会員の皆様に同欄の執筆候補者を推薦いただきたく存じます。自薦・他薦は問いません。会員諸兄姉からのご推薦をお待ち申し上げております。

日本放射化学会・放射化学ニュース編集委員会:

 

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〒590-0494 大阪府泉南郡熊取町朝代西2丁目1010番地
       京都大学原子炉実験所 沖 雄一先生方
       日本放射化学会 会長 海老原 充
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この日本放射化学会のホームページは、1999年10月12日に正式にOPEN致しました。